文字の写っていない見やすいのぼり

街中のお店に立ててあるようなのぼりを見ていて思うのは、それ見た人に対して、のぼりに何が書かれているのかということを読み取ることができなければ、立てていても決して何の意味もないということです。私がこれまでに見たことのあるのぼりの中でよくあったのは、表側と裏側に同じ言葉が書かれているもので、表側から見ていると、裏側の文字まで透けて写ってしまっているために、表側と裏側の文字が重なって見えてしまい、結果的にそののぼりに何が書かれているのかがわからないというものでした。私はこういったのぼりを見るたびに、せっかくのぼりを立てているのに、その言葉の意味を伝えることができていないということに、勿体無いなという気持ちになっていました。

しかしあるとき、そんなことを思わせないのぼりを見つけることができました。それは、表側と裏側に同じ文字を書いてはいるものの、その文字が決して写っているわけではなく、きちんと表側には表側の文字、裏側には裏側の文字を読み取ることのできるのぼりでした。私はこれを見つけたとき、もしかすると今ののぼりというのは、新しくなっているのではないかと思い、インターネットでのぼりについて調べてみることにしました。するとそこには、最新ののぼりと題して、この表側と裏側とで写り合うことのないのぼりの情報がたくさん掲載されていたのです。そのホームページに書かれていた情報によると、これまでにのぼりの文字をプリントしていた生地では、太陽の光を通すことによって、そのプリントしている文字が透けてしまったり、生地そのものが太陽の陽に焼けていってしまうことから、表側と裏側とで写って見えてしまうという、勿体無いことが起きてしまっていたといいます。

しかしこの最新ののぼりでは、そういった太陽の陽にでも強い生地を使っているため、表側と裏側とで透けて見えてしまうということはなく、きちんとその文字を見た人に伝えることができるのでした。私はこののぼりの情報を知ったとき、これでこそのぼりとして立てていて意味があるものだと思いました。そういった生地を使っているぶん、1枚あたりののぼりの金額が高くついてしまうことが唯一のデメリットであると書かれていたものの、それによって意味のあるのぼりを立てることができるのならば、決してマイナスにはならないと思います。このようにのぼりとは、意味が伝わってこそ、広告効果があるものだと思いました。